BSC(Blue Sapphire Cup) PT選定〜予選総括まで

挨拶等省略

 

☆PT選定

PTを作成するにあたって、メガ枠毎にPTサンプルをいくつか作りながら考察を始めた。ルールは厳しい縛りに見えたが、組める構築は比較的自由度が高く、メガ枠や補完も組みやすいとわかったのでメガ枠+相性のいい補完から選定することにした。

レートで主流のリザマンダグロスの中で竦みから外れて戦える(=有利不利が明確でない・工夫次第で優位に立ち回れうる)ガルーラ+クレセリア、レートでも多いミミッキュメタグロスに対して強いギャラドス+ハッサムの2案を同時並行に考察した。

ガルクレセのPTは、S11でクレセゴーリが結果を残していたことからオニゴーリを採用、その補完に入っていたモロバレルも同時に採用を決めた。残りの2枠は、オニゴーリと相性が良くアタッカーも搦手も使える化身ボルトロスを採用、余った番号で可能な限り汎用性の高いポケモンを探したところ、汎用性の高い受けと優秀なタイプを持つテッカグヤが使えることが分かったので採用した。

ギャラハッサムのPTは、相性のいいアーゴヨンを選定、わかりやすく積みリレーのPTと意識させるため&電気の一貫切りにカバルドン、ここまでで通りの良い水に圧力をかけられ、とんボルサイクルが行えるカプ・コケコを採用、余った番号でPTの補完を満たすポケモンとしてエースも起点作成もできるテラキオンを添えて完成させた。

 

どちらが優れているか客観的判断が出来なかったので、主催にどちらが良いか聞いた。

ガルーラ軸をオススメされたので使用することに決定した。

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いずれのPTも自信のある構築ではあった。

 

 

 

☆ブロック分け〜予選

 

ブロック分けが発表されたところ、ブロックにはボーマンダメタグロスリザードンはいなかった。

 

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つまり、PTの組み方の根底が揺らいだのである。バシャーモ軸が3人とバンドリュテテフーディンであった。

バシャーモ軸はガルクレセに技が等倍でゴリ押せるために比較的不利な戦いを強いられる。しかもバシャーモの取り巻きが3人とも大きく異なるために似たメタを貼るのが難しく頭を抱えた。

バンドリュテテフーディンは砂の裏表補完としてはあるにはあるのだが、選出の切り替えに挟めるクッション(モロバレルミミッキュなど)がいないPTなのでバランスが悪く、またバンドリュに対してはガルーラが強めに出られる点が強いので比較的有利だと見ていた。

4戦を通して意識したのは、相手のメタを掻い潜る、丁寧に考察して相手の型と調整を読み切る、自由枠は選出誘導の見せに使うではなく積極的に出せるように組む の3点を意識した。

初戦はバシャゲッコ系統の汎用性の高いポケモンが並ぶPTで、型こそ多いものの受けが聞きやすい相手であったため、積み系の自由枠として鈍い縮小ベトベトンを用意した。

2戦目は起点+積みエースの構築で、起点を阻害・崩しつつこちらが先に展開することを求められた。受けに回るとバシャーモ+ボルトロス(ラティアス)が崩しに回ってジリ貧になるため、こちらも攻めに回る必要がある。

3戦目は唯一の非バシャーモ入りPTである。脳みそを腐らせてトリル+ブルルをやろうとした。考察も簡単なダメージ計算のみを行って臨んだため想定外の技を受けジリ貧になり、最後は運に救われる結果となった。

終戦はこのPTのバシャーモ軸の中で最も辛い、ゲンガー入りのバシャーモ軸であった。受けに回るとゲンガーのキャッチにあって崩壊する上に、他のどのポケモンもこちらのPTに対して通りが頗るよかった。自由枠選定から難航し、数日間脳内シミュレーションを繰り返して、マンムーカミツルギゲンガーゲッコウガを抑制、バルジーナを誘う物理格闘のローブシンを選定した。ローブシン+瞑想クレセリアを押し通すプランを遂行せんと考察し臨むも、努力値振りのミスと中盤までのやや不運があり、薄氷の勝利となった。

 

 

☆最後に

 

結果的には予選4-0で1位抜けとなったが、ブロック全体でPT相性も悪く1歩間違えると0-4になっていてもおかしくないブロックだった。

決勝ブロックは初戦こそシードですが、他の決勝トーナメント参加者も完成度が高いので有利ということは無く、厳しい戦いが予想されます。

丁寧な考察を重ねて勝てるよう頑張ります。