第2回TOP25%禁止杯 【最終8位】最終1615 欠陥再生力ループ

■構築作成までの経緯

前身のTOP200匹禁止杯以来、毎回最低限の環境だけは考察しており、受け構築や奇抜な型を考察するも結果が振るわないことが多かった。

今回は受けが成立し得るポケモンが多く、攻防のバランスのとれた環境になると予想したので、攻め気質のポケモンに対しダメージ管理をしやすい受け寄りのサイクル構築を組んだ。

 

■戦績

10勝2敗 最終8位

 

■使用構築

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モジャンボ

性格:のんき

持ち物:ゴツゴツメット
特性:さいせいりょく
実数値:207(252)-×-194(252)-130-71(4)-63
技構成:ギガドレイン はたきおとす やどりぎのたね リフレクター

 

構築のコンセプト。受けが成立する環境と見越して物理受けのモジャンボを採用。ヤドキングと合わせて再生力ループによる受け切りを狙う。等倍以下の物理打点全般や火力補正アイテムのない半減の特殊技を受けてサイクルを回した。

技構成は1番多くのポケモンに対応できるオーソドックスなものにした。(選出率8/12)

 

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ヤドキング

性格:おだやか

持ち物:とつげきチョッキ
特性:さいせいりょく
実数値:202(252)-×-100-121(4)-178(252)-50
技構成:サイコキネシス かえんほうしゃ パワージェム ねっとう

 

構築のコンセプト。モジャンボと合わせて受け切りを狙う。ランクマッチの受けループにいるガラルヤドキング同様HDチョッキすることで火力補正アイテムを持ったドラミドロバクオングにも安定して受け出せる。

技構成はなるべく多くのポケモンに抜群で打点を取れるようにした構成だが、熱湯の枠は冷凍ビームや草結びと最後まで迷った。オンバーン等への遂行速度を考えて冷凍ビームが正解だったと思う。超技はサイコショックにしない理由がないが、変えるのを忘れていた。(選出率8/12)

 

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サマヨール

性格:のんき

持ち物:しんかのきせき
特性:プレッシャー
実数値:147(252)-×-166(4)-×-182(252)-27
技構成:ナイトヘッド のろい いたみわけ くろいきり

 

バトン絡みの構築や身代わりへの誤魔化し。ココロモリやバイウールー、フワライドなどのポケモンに積極的に投げるほか、構築で全く受けられない特殊電気を呪いや痛み分けで強引に削る役割も担った。回復技がないが、後述のシャワーズの願い事と合わせてHPを維持することもできるのでサイクルパーツとして十分な役割を果たした。

技は、採用理由である黒い霧、受けとしてのサマヨールには半ば必須な呪い痛み分け、最後は鬼火と悩んだ末にナイトヘッドを採用。どちらが正解だったかは不明。最遅で採用して確実に下から痛み分けをする個体にしたが、これが活きたのかも不明。

生意気で使用予定だったのでHDに振り切っているが、対戦中にダメージ計算が合わず個体確認をすると性格が呑気のままだったことに気がついた。(選出率8/12)

 

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シャワーズ

性格:ずぶとい

持ち物:たべのこし
特性:ちょすい
実数値:237(252)-×-123(252)-130-115-86
技構成:バトンタッチ ねっとう ねがいごと あくび

 

モジャンボでは受けが苦しくなりやすい炎タイプや虫タイプ、鋼タイプに対しての物理受けを担う。欠伸により物理アタッカーの起点になるのを避ける他、サマヨールと合わせた願い事サイクルでHPを維持する役割を果たした。鎧の孤島まで辿り着いておらずクイックターンという技があることすら忘れていたのでバトンタッチを採用している。守るが欲しい場面もあったので強引にダイマックスしてダイウォールをしたことも。(選出率4/12)

 

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ガチゴラス

性格:ようき

持ち物:こだわりスカーフ
特性:がんじょうあご
実数値:158(4)-173(252)-139-×-79-135(252)
技構成:ロックブラスト じしん こおりのきば サイコファング

 

構築で重いレアコイルクワガノン、アップリューなどへの崩し兼スイーパー。氷の牙やサイコファング(マタドガス意識)の火力が必要なため頑丈顎で採用した。岩技には反動を嫌ってロックブラストを採用したが、諸刃の頭突きの1/3の威力しかない技が満足な代わりになるはずがなく、当然ながら諸刃の頭突きを採用すべきだった。(選出率6/12)

 

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グソクムシャ

性格:いじっぱり

持ち物:こだわりハチマキ
特性:ききかいひ
実数値:182(252)-194(252)-160-×-110-61(4)
技構成:であいがしら ふいうち アクアブレイク アクアジェット

 

最後まで決まらなかった6枠目。悪タイプ・草タイプ・超タイプを上から縛ることを期待して採用。役割対象にほとんどマッチングしなかったので選出も少なかった。天候パはもっと多いと思っていたので事前考察段階から環境を読み違えた。(選出率2/12)

 

■ボツにしたポケモン(グソクムシャの枠に入れるか悩んだ)

 

ココロモリ

性格:図太い

持ち物:火炎玉

努力値:H244B252S12
特性:てんねん
技構成:エアスラッシュ はねやすめ めいそう サイコシフト

物理アタッカーに起点にされず積みアタッカーに影響を受けない天然持ち。自ら火傷を負うことより相手からの状態異常技を無効化するほか地面の一貫を消して補完も取れるが、同じ天然のウパーより数値が高いだけで何もかも足らず採用を見送り。

 

シルヴァディ

性格:ようき

努力値:H20A236S252

持ち物:グラウンドメモリ
技構成:マルチアタック つばめがえし みがわり つるぎのまい

ヘラクロスや電気の一貫切りを意識した枠。相手の補助技を絡めた展開を能動的に崩せタイプ補完も取れるポケモンなので、何故採用しなかったのか自分でも分からない。

 

エンニュート

性格:おくびょう

持ち物:きあいのタスキ
努力値:C252D4S252
技構成:かえんほうしゃ おにび どくどく でんじは

受け回しなのに誰も毒・火傷に出来ないのがもどかしかったので状態異常撒きを検討。既に育成しており大会開始10分ほど前までは採用予定だったが、直前で気が変わったのでグソクムシャと入れ替えた。

 

■感想

大会期間の3時間のうち、2時間強ほどしか時間が取れず3戦未消化で終わったが、3時間時間があっても、安全勝ちをめざして意図的なTODを仕掛ける試合が増えるだけなので、15戦はどちらにせよ消化しきれなかったと思う。

特段処理が厳しいポケモンだったわけではないが、ドータクンと1度もマッチングしていないと終わってから気がついた。

物理受けや詰ませ枠としてのクレベースハガネールの採用を見送ったので一撃技に怯えていたが、1度も打たれることは無かったのは幸いだった。

 

 

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